【鹿児島・薩摩川内】脱原発イベントのご案内

★ 川内原発再稼働抗議行動

  毎週金曜日 午後6時~7時
  JR川内駅前(九州電力川内営業所前でしていましたが、駅前に移動しました)
  





2010年12月31日金曜日

川内から祝島のみなさんへのメッセージ

12月11日に「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会をしたときに、

会場に布を置いて、寄書きをお願いしました。


映画を観終わったばかりの鹿児島の人たちから、

映画に出てきた祝島の人たちへのメッセージです。























当日はアンケートもとったので、

寄書きとアンケートは同じ内容になるのではないかと思っていました。


しかし、祝島のみなさんへのメッセージにしか

見られないことばもたくさんありました。


この寄せ書きは祝島に持って行ってしまうので、

寄せ書きの全部をここに記録しておきます。




・私たちいちき串木野市も
原発と産廃で大ゆれですが、
とってもはげみになっております。
私たちもベストを尽くします。
近いうち祝島へ参りたく思います。

・きれいな海を守ってください。

・祝島、大切なときにいっしょにいたい
と思いました。
連絡取ります。 命、大切

・川内も祝島も鹿児島も同じだ!!
いっしょにがんばりましょう!!

・人が力を合わせると大きな力になるんですね。
みんながハッピーになる島へ。
力をもらいました。

・私も「島」出身です。
故郷を想い出し、
みなさまの活動に感銘しました。
豊かな自然を是非守り抜いて下さい。

・応援します。
がんばって下さい。

・持続可能なエネルギー社会を目指したいです。
祝島の皆様のがんばりに頭が下がります。
すごいです!

・「海を売らない」という言葉が心に残りました。
ずっと住み続けたい故郷を守り創る気持ち、
私も鹿児島で大切にしていきたい!

・祝島であんなにわかめ、ひじきが採れているのを見て驚きました。
豊かな海を守っている姿に勇気づけられました。

・大切な海を自分たちの手で守るその姿に涙が出ました。
近い将来、みなさんが笑顔で海を眺めることができますように・・・
私たちも鹿児島でがんばります。

・自分たちの生活といのちと自然を守る!
守るということにあきらめるということはありません。
そのことに気づかせてくださり、ありがとうございました。

・原発反対!豊かな海と共に!

・第一次産業こそ命の源!!
きもちのよい暮らしがしたいですよね!!

・あの美しい海を原発で汚してはなりません!
みなさまのがんばりにとても元気がでました。
わたしたちもがんばります!!

・美しい豊かな自然を子どもたちに残したい・・・
この想いは変えられません。
命を大切に!!

・山口出身です。
父母たちも原発は反対だと言っています。
きれいな海を守るため頑張って下さい!!

・中国電力が第一次産業を馬鹿にしたいい方をしていることを知り頭に来た。
暮らしを守ることをバカにしてはいけない。

・自分も「島・出身」で自然を大切にしたい
と思っています。
いっしょに自然を守りましょう!!

・川内原発3号機作らせない。
上関原発絶対反対。
がんばりましょう。

・川内原発3号機絶対に創らせない!
すべての生物を未来へつなごう!

・スウェーデンでできたことが
日本でできないはずがない。
祝島の人たちの願いが実現するように。

・一次産業は必要です。
持続可能再生エネルギーが大事です。
みなさんの永年の活動を応援します。

・祝島きれいですね!ビューティフル!!!
こんなきれいな所があったなんて。
ぶたも魚もそしてくだものも米も元気がいい!
そして皆様が素晴らしい!! ♡感謝♡

・祝島のみなさまの鹿児島から応援しています。
安心して暮らせる環境を子にも孫にも!!

・22世紀(百年後)僕の子供の子供達の頃、
原発と人の関係はどんなことになってんだろう、と
考えると自分のことなんだけど、さて

・体が資本でも気力も大事!!
あきらめずそのしなやかさで続けて下さい。
応援しています。
海を命を守れたときにはまたお祝いしましょう!

・安全ではない原発は反対です。
地球と命を守るために頑張りましょう。

・こども達の大切な未来を守るために・・・
一緒にがんばりましょう!

・原発は絶対に作らせない!!
皆さんもお体を大切に。
このきれいな海や自然を守っていきましょう。

・私達も頑張っていこう!と元気をもらいました。
 未来の子ども達のために
 一緒に頑張りましょう!!

・放射能と破壊はいらない。
東京でも福岡でもどうぞ。

・原発は海をよごし海洋生物を殺します。
ぜったいに作らせないように
反対運動をしてください。

・原発=原爆、絶対反対。
未来のために共にがんばりましょう。

・原発はいらない!!
人の命や生活を守る大切な運動です。
ともに頑張りましょう。

・美しい海と自然をまもってください。
がんばってください。

・原発反対。
海をよごすのはいやだな。

・人と自然の共存は、原発からは生まれない!!
ありのままの自然と人の心を未来に!!

・がんばってください。
ボクも自分のできることでやっていきます。
すばらしい地球を!
ありがとうございます!

・ここ薩摩川内市では
3号機が増設されようとしています。
海はイソ焼けで、ひじきも採れないそうです。
おそれていた暗い未来の姿は
もうここにあります。
あの無責任で黒くて大きいものから
海を守れるのは、
私達一人一人しかありません。



この上映会を企画したころは、

「川内原発3号機の増設を問う住民投票条例案」が市議会で否決

上映会は、県知事の増設表明の後というタイミングでした。

2010年12月22日水曜日

ウミガメが産卵に来る浜

私が鹿児島に来た年(2000年)の7月10日、

大隅半島の辺塚というところにキャンプに行きました。


キャンプをした浜


















そこは、湾に流れ込む川が砂浜をかこむように流れていて、

なんとも不思議な光景の砂浜でした。


















大隅半島の緑は、川内よりもひときわ濃い緑色です。

その森から流れてくる川は、

7月だというのに冷たくて、

ずっと足をつけていられないほど。





テントを張ったりしてキャンプの準備をしていると、

一頭のウミガメが海から砂浜へ上がってきました。


















砂浜をズリズリと這ってしばらくうろうろした後、

そのウミガメは卵を産み始めました。


















ウミガメが一度に産む卵の数は

100個以上らしく、

長い時間をかけて産卵を終えました。


















卵を産んだ後は、

砂をかけてもとどおりにしていました。

何があったのか分からないくらい、

丁寧に、丁寧に…。


















そして、

ウミガメは再び海へ帰って行きました。

後には、カメの這った跡だけが残っていました。

夢のような出来事でした。



ふつうウミガメの産卵は夜に行われるらしいのですが、

私が遭遇したのは夕方でした。

異常行動といわれるものかもしれません。



あれから10年、

まだ鹿児島に住んでいるけど

ウミガメには一度もあっていません。


しかし原発問題を考えるようになって、

ウミガメの写真を度々目にするようになりました。
























川内で起きているサメやウミガメの死亡漂着の写真です。

私は今まで、

南方に住むウミガメが、

死んで川内の浜に流れつくのだと思っていました。

「環境影響評価書」にも

ちゃんとアカウミガメのことが書いてあったのに、

川内の砂浜にウミガメが産卵に来ていることに気がつきませんでした。


今回「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会会場で、

「死亡漂着写真展」をして初めて

川内にウミガメが産卵に来ていることを知りました。


ウミガメの産卵の記録
























この記録を見ると、

3号機増設のための埋め立て予定地にも、

今年の夏、たくさんのウミガメが産卵に来ていたことがわかります。


さらにいろいろ調べてみると、

MBC「ウミガメール」というものがあって、

川内の産卵の情報もたくさん寄せられています。

ウミガメパトロールの人たちは、

ウミカメが上がってこられるように

流木を片づけるなど清掃活動もされているようです。

地元小学生も保護活動に取り組んでいます。


10年川内に住んでいるけど、

知らないことばかりでした。



さらに、

日本でいちばんウミガメの産卵があるのが、

鹿児島県なのだそうです。

しかし、ウミガメは世界的に絶滅の危機にあるらしく、

貴重な野生生物を守るために、

「鹿児島県ウミガメ保護条例」(S63)を制定して、

県民一体となって保護をしているそうです。



しかし、

川内に住む私の友人も

「川内にウミガメが来るなんて知らなかった」

と言います。




以前にこのブログで

「川内の海は壊れました」と書きました。

しかし、

私は自分の目で川内の海をまだよく見ていませんでした。

ウミガメはまだ川内に来てくれています。

2010年12月18日土曜日

上映会アンケート

今日は、上映会で配布したアンケートのご紹介です。

たくさん書いていただいた中から

一部をご紹介します。




「よい映画を見せてもらいました。

私と同年代の方々の強い叫び、運動と団結に感動を受けました。

微力ながら脱原発の実現に声をあげたいと思っています。

実行委員のみなさんの日頃のご活躍、応援しています。

本日はありがとうございました」(70代)



「中国電力、祝島の状況があのようだとは全然知りませんでした。

地元住民の原発反対の様子を見て、

みんなが強く立ち上がることの大切さが分かりました。

あのおばちゃん、おじちゃんの、子どもたちの時代に

残さないようにという強い意志に感心しました。

川内原発反対運動もがんばりましょう。」(60代)



「勉強になりました。

川内の方には身近な問題ですね。

自分の中でもう少し考えてみたいと思います。」(50代)



「漠然と原発反対、

…そして、いや、しかも何もせず、

決して大きな声で意思表示もせず

…生きてきました。

祝島の人たちの姿は決して特別ではないはず。

私たちは漁師さんでもなく、農業もしていない。

努力もこだわりもなく。

安全性の高い食べ物を食べたいくせに申し訳ないですよね。

ちょっと動いてみようかと小さな灯種をいただいた思い。

教えてください。

小さな一歩の始め方を。」(50代)



「いろんな知人にこの映画を知らせたくなったのでお知らせします。」(40代)



「上関の原発計画が白紙に戻ることを祈っています」(40代)



「知らないことが多すぎる。

さまざまな場で学習していきたい。」(40代)



「数回見ているが、

見るたびにいろいろな発見があります。

新エネルギーは利益になるからこそ進めているのであり、

エコはむしろオマケであるということなど。

祝島の人々はすでに自立していて、

だからこそこの映画はおもしろいのだと思う。

祝島の人々は自由である。

電力も自由化しなければ。」(40代)



「この映画を企画していただいてどうもありがとうございました。

すぐにでもできることをやっていかなくてはならないと思いました。

今日はすてきな集まりをありがとうございました。」(30代)



「自分ひとりからでも行動を起こせる、

起こさなければならないと思った。

見て見ないふりをするのはおかしい。

この映画をもっともっとたくさんの人に見てもらいたい。」(30代)



「川内原発3号機増設、

反対ですが、

進められている状態…。

反対を言う人がいなければ、

安全管理も怠ると思うので

言い続けることが大事だと感じた。」(30代)



「第1次産業こそすべての根幹。」(30代)



「とても考えさせられる内容でした。

ただ、”闘い”という方法以外で原発を止めることはできないのか?

とも思いました。

劇中から伝わってくる怒り、憎しみのエネルギーが

とても痛かったです。

なぜ原発が必要なのか?

なぜ必要でないのか?

私たちが生きていく上で

いちばん大切なものは何なのか?

ひとりひとりが考えるべきだと思います。

利益や仕事に代えられない、

大昔から守られてきた地球を、

私たちが壊してしまっていいのでしょうか?

元に戻すことはできないのに…。」(30代)



「電力がいろいろな会社から買えるのってすごくいいな!

川内も持続可能な地域にしていきたいと思いました。

自分たちと未来に生きる人たちのために

私にできることをしっかりとしていきたいです」(30代)



「目先に利益だけにとらわれず、

周りに生かされているということを考え、

選択していきたいと思った」(30代)



「原発は必要なのか、

誰が必要としているのか。

不必要なものを必要と信じさせられている部分が多いのではないか。

電力の独占ということについても、

当たり前と思っていて考えたこともなかった。」(30代)



「原発という問題を、

生活や社会、自然と人の向き合う姿勢など、

さまざまな目線から見ることができました。

大切にしたいもの、未来に残していものを、

僕たちの生活で壊さないで残していきたい。」(20代)



「ヒジキがたくさんとれるのはすごいと思いました。

わたしも原発に反対です。」(小学生)



「祝島の人たちがすごく海が好きで、守っているし、

たくさんの人たちが船に乗って、

きょう力しあって中国電力の人たちに

”海は売らない”、”さっさと帰れ”と

言っているところがすごく心に残りました。」(小学生)



薩摩川内市内の風景

2010年12月14日火曜日

川内の海は壊れました

上映会のアンケートに

「ジョンとキヨシローの音楽が心地よかった」

と書いて下さった方がいらっしゃったので、

当日の選曲を書いておきます。


1.  ジョン・レノン LOVE (ACOUSTIC)

2.  RCサクセション サマータイム・ブルース (COVERS)

3.  ザ・タイマーズ LONG TIME AGO (THE TIMERS)

4.  忌野清志郎 メルトダウン (Baby#1)

5.  忌野清志郎 JUMP (GOD)

6.  RCサクセション  ラヴ・ミー・テンダー (COVERS)

7.  RCサクセション 明日なき世界 (COVERS)

8.  忌野清志郎 雑踏 (KING)

9.  RCサクセション イマジン (COVERS)

10. ジョン・レノン IMAGINE (ACOUSTIC)



それではサマータイムブルースの動画と歌詞をご覧ください。


【動画】RCサクセション サマータイム・ブルース ラヴ・ミー・テンダー




サマータイム・ブルース  word&music by E.Cochran&J.Capehart
(COVERS)         Japanese Lyrics by K.Imawano

熱い夏がそこまで来てる

みんなが海へ繰り出していく

人気のない所で泳いだら

原子力発電所が建っていた


さっぱりわかんねえ 何のため?

狭い日本のサマータイム・ブルース


熱い炎が先っちょまで出てる

東海地震もそこまで来てる

だけどもまだまだ増えていく

原子力発電所が建っていく


さっぱりわかんねえ 誰のため?

狭い日本のサマータイム・ブルース


寒い冬がそこまで来てる

あんたもこの頃抜け毛が多い

それでもTVは言っている

「日本の原発は安全です」


さっぱりわかんねえ 根拠がねえ

これが最後のサマータイム・ブルース


あくせく稼いで税金取られ

たまのバカンス田舎へ行けば

37個も建っている(今はもっと増えてるけど)

原子力発電所がまだ増える


知らねえうちに 漏れていた

あきれたもんだなサマータイム・ブルース


電力は余ってる 要らねえ

もう要らねえ

電力は余ってる 要らねえ

欲しくない

電力は要らねえ 危ねえ

欲しくない

要らねえ 要らねえ

電力は余ってるってよ

要らねえ 危ねえ


川内原発周辺のサメやウミガメの死亡漂着写真のほんの一部をご紹介します。

「サマータイム・ブルース」の歌詞のような光景です。

かつてはとてもきれいな海岸だったそうなのですが・・・。








映画の中に

「海は壊れません」

というセリフがありますが、

川内市民は知っています。

海は壊れます。

30年前、

原発推進を選んだ川内の海は壊れました。

2010年12月13日月曜日

「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会in川内

12月11日土曜日、

無事上映会を終えました。


8時半から準備開始。

光が漏れないように
テープをはってます


チラシ、アンケートの準備
















10時半からは第1回目の上映。

1回目の上映は託児付でした。

託児室は別世界
















後から振り返ると、

この回がお客様の入りがいちばんたくさんでした。


原発問題を考えて30年、

というような方々の参加も多く、

思わぬ場面で歓声が上がっていました

(出演者の氏本さんの

「父親が推進派になったのは町長と仲がよかったから」

というセリフのところなど)。


上映が終わった後には大きな拍手が起きました。

そして「3号機いりません!」という声も飛んできました。



そして、

第2回目は人数少なめ。

…と思ったら、途中からどんどん増えてきました。



第3回目は、若い人がたくさん来て下さいました。


リアクションは少なめだけど、

真剣に見て下さっている感じが伝わってきました。

アンケートにもたくさん感想を書いていただきました。


祝島のみなさんに
応援メッセージを書いています














「一緒に頑張りましょう」
というメッセージもたくさんありました















映画を見に来て下さった方は、一日通して188人でした。

準備したアンケート、200枚が足りなくなるのでは?

と嬉しい心配をしなければならないほどでした。

チケットの精算してます
























前売りチケットはそれよりもたくさん売れていました。

赤字の心配はどこへやら、

売上金の使いみちの心配をしなくてはならなくなりました。



会場ロビーと階段踊り場では、

近年、川内原発周辺の海岸で起きている

ウミガメやサメの死亡漂着写真展」を行いました。

死亡漂着は写真で記録してあります










ウミガメの死亡漂着だけではなく、
異常行動も観察されています















川内原発から飛ばした風船は、
川内川流域を通って
宮崎の方向に飛んでいきました


















ウミガメたちのお父さん












鹿児島市からは南方新社さんが書籍販売に来て下さいました。

闘う出版社、南方新社スタッフ













『原発から風が吹く』、『九電と原発』に加え、

最新刊の『奇跡の海~瀬戸内海・上関の生物多様性~』の販売をしていただきました。



差し入れのお弁当やおやつもたくさんいただきました。

ロビーでくつろいでます













お料理のレシピを聞いてます













夜の8時20分に最後の上映が終わり、

9時には片付けも終わりました。


お客様は、

薩摩川内市内だけではなく、

鹿児島市、いちき串木野市、出水市、霧島市など、

県内各地から来て下さっていました。

熊本県の水俣からも来て下さいました。


上映会に来て下さったみなさん、

本当にどうもありがとうございました。


上映会やってよかったです。


映画の感想などは、

また次回報告いたします。






























2010年12月7日火曜日

鎌仲さんとの出会い

監督の鎌仲ひとみさんにお会いしたのは昨年12月でした。

18日に鹿児島大学教職員組合主催の講演会が行われ、

ぜひ川内にも来ていただきたいということで、

19日の午後、薩摩川内中央公民館で小さな講演会を開催したのでした。

午前中は川内原発や土川の断層などの見学をされたそうです。

また、現地の方から磯焼けで行事に使用する特有の海藻が採れなくなった

という話などを聞かれたそうです。


イラクの劣化ウラン弾のお話。

そこで生まれる赤ちゃんのお話。

祝島の漁師さんのお話。


そこで見せていただいたのが、

できたてほやほやの「ぶんぶん通信no.3」。





今まさに闘っている漁師さんやおばちゃんたちの姿が映し出されていました。



「映画ができたら川内でも上映します」

と鎌仲さんに言ったかどうかは憶えていないけど、

心の中で思ったことは確か。


もうすぐそれが実現できそうです。

最後の実行委員会

昨夜、最後の実行委員会を開きました。

集まったのは9人。

今まででいちばん多い人数。


初めて会った人。

名前だけ知っていた人。

友人の紹介。


ミツバチ上映会をしなければ

会わなかったかもしれない人たちです。


だからやってよかったと思います。



チケットの売れ行きはあまりよいとは言えません。

今のところ、

目標の半分を少し超えたところ。


でも、

予想外に(失礼!)たくさん売れている人がいたり、

「みんなで見に行こうね~、と言ってる」という人がいたりで、

これからの展開は予測不可能です。



「今までつながっていなかった人たちとつながれる」

それがこの上映会の目的のひとつでもあるのだから、

もう目的は少~し達成です。


・・・もっと仲間はいないかな。

・・・後から「知らなかった~」なんて言う人はいないかな。

だからもっと宣伝がんばります。



知事が増設の意見を表明して終わったわけではありません。

老朽化した1,2号機と世界最大級の3号機。

私たちが考えないといけないのはこれからです。


川内川

上映会まであとわずかとなりました。

これからどんな出会いがあるのでしょう。


南九州にお住まいの方、

12月11日は薩摩川内市に映画を見に来ませんか?

映画だけではなく、

楽しい出会いがありますよ。


どうぞ映画が終わってもすぐには帰らないで

ゆっくりおしゃべりしていってください。





2010年12月5日日曜日

鎌仲さんからのメッセージ

「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会in川内に

鎌仲ひとみ監督からメッセージをいただきましたので紹介します。




ミツバチの羽音が広がる


このたびは川内で

「ミツバチの羽音と地球の回転」を上映していただけること、

大変ありがたくうれしく思っています。

今年、6月から上映を開始して以来、

全国でどんどん上映会が広がってきました。


「日本は資源がない国」と言われてきましたが、

それは石油やウランがないということ。

実は日本はエネルギー大国なのです。

世界はこれから持続可能なエネルギーを求めて大きく舵を切り、

使っても使ってもなくならないエネルギーを作りだし、

使うようになっていこうとしています。

九州は日本でも豊かな、

ありとあらゆる自然エネルギーがあります。

それをどう生かしていくのかは私たち次第です。

地域で足元にある資源でエネルギーを作って使う時代がもう来ています。

誰かがやってくれるのではなく、

全国で地域の人々の手によって始まっています。

原発だけに頼るのではなく、

自然エネルギーを増やすにはどうしたらいいのか?

この映画には多くの具体的な試みを盛り込みました。

自然と共振して地域の未来を作りだしている

ミツバチのような人々のとりくみをぜひ知ってください。



鎌仲ひとみ監督