【鹿児島・薩摩川内】脱原発イベントのご案内

★ 川内原発再稼働抗議行動

  毎週金曜日 午後6時~7時
  JR川内駅前(九州電力川内営業所前でしていましたが、駅前に移動しました)
  





2012年10月6日土曜日

10月28日は薩摩川内市の選挙です

昨日のニュースになりますが、

10月28日(日)に行われる「薩摩川内市長選挙」に、

山口はるきさんが立候補されるそうです。


以下は、「KKBニュース」のコピペ↓(リンク元は消えているので省略)


「今 月28日に投開票の行われる薩摩川内市長選挙に無所属、新人の山口陽規さんが立候補を表明しました。山口陽規さんは59歳、旧日吉町の町議会議員を4期つ とめ、2010年の参議院選挙などこれまでに国政選挙にも立候補しています。山口さんは、過去の選挙に共産党から立候補していました。しかし今回、市民団 体「さよなら原発いのちの会」の擁立候補とし て党派や立場を越えて支持者と力をあわせていくために無所属で立候補したとしています。訴えたい政策として原発の再稼働反対や自然エネルギーの普及による 産業振興や雇用創出を掲げています。薩摩川内市長選挙にはこれまでに現職の岩切秀雄さん(70)が立候補を表明しています。薩摩川内市長選挙は今月21日 に告示、28日に投開票が行われます。」


薩摩川内市長といえば、原発立地自治体の長!

福島でいえば双葉町や大熊町の町長さんみたいなもんです。


双葉町の井戸川町長さんといえばこの動画を思い出します。



何回聞いても涙が出ます。



私たちは、私たちのいのちを大切に思ってくれる人を市長に選ばなくてはなりません。


『フタバから遠く離れて』

この映画はまだ予告編しか見たことはありませんが、

原発の近くに住む人はみんな見るべきだと思います。

【『フタバから遠く離れて』公式サイト】 → http://nuclearnation.jp/jp/





10月28日(日)は
 「衆議院鹿児島県第3区選出議員補欠選挙」及び
「薩摩川内市長選挙」、「薩摩川内市議会議員選挙」です。

【薩摩川内市HP】 
  → http://www.city.satsumasendai.lg.jp/www/contents/1348534689445/index.html

選挙権がある人は投票に行きましょう!

2012年10月5日金曜日

薩摩川内市でデモが行われました「さよなら原発九州集会」

9月9日に行われた「9.9再稼働反対・さよなら原発九州集会」の動画です。

川内原発の地元、薩摩川内市でのデモです。

川内原発から約10km地点の向田公園から国道3号線に出て、九電川内営業所前を通り、
川内川を渡って、九電総合事務所前を通って、再び川内川を渡って終了!というコースです。









この動画を撮ってくださったのは、秋山理央さん。

全国の脱原発デモを撮ってくださっています。

川内にも来てくださってありがとう秋山さん!

→ 「脱原発デモ」×ステディカム http://nonukes710.exblog.jp/



秋晴れの向田公園
















九州各地から集まりました
















大人気!「いのちが大事」風船
















最後尾のゆるゆるパレード
















ゴミを拾って道路もきれいになりました




















黒づくめの人が秋山さん かっこいいです♡
















「まちのにぎわい館」でお茶飲み
全国のデモの様子などを伺いました

















2012年8月22日水曜日

山本太郎さん、ありがとう!薩摩川内市講演会報告


大変遅くなってすみません。
前回お知らせしました「山本太郎講演会」のご報告です。

急なお知らせでしたが、約200名の方にご来場いただきました。

よっしーさんが動画をUPしてくださったので、
当日来ることができなかった方もお話を聞くことができます。
(便利な世の中になりましたね~。すでに200回以上再生されています!(^^)v)





よっしーさんありがとう!


実は、この日は金曜日。

首相官邸前の原発再稼働反対行動に賛同して始まった
「九電川内営業所前」のアピール行動に講演前の太郎さんも参加してくださいました。


川内原発から約11km、九電川内営業所前~



















太郎さんを発見した高校生もわらわらと集まってきて、
兄貴のように気さくに話しかける太郎さん。

「彼女おるか~」と兄貴トーク全開!
















メディアと原発の関係など易しく解説。
高校生も太郎さんの放つ芸能人オーラに釘付けです。

若い人を引き付けるパワーの秘訣を探ろうと聞き耳を立てる私たち。


二度目の登場、かざぐるまフレンドシップキルト川内バージョン
















かざぐるまフレンドシップキルトなどを手に和やかムードでアピールしてたら・・・


ごくろうさまです。4人も来てくださいました。

















お巡りさんの登場。

歩行者の邪魔にならないように一列に並ぶように指導するお巡りさんと、
「原発から私たちの命を守ってください」と懇願するおばちゃんたち。
「私たちは交通課だから」と話は平行線。


せっかく盛り上がってきた(?)のですが、
太郎さんの講演の時間が近づいてきたので
お巡りさんとおばちゃんのバトルは終了。


そして、この投稿の最初に貼りつけた動画の講演会が無事行われたのでした。


原発地元でちょっと緊張気味の太郎さん
















太郎さんのドイツの脱原発の現状報告など、
元気の出るお話満載でしたね。

こちらのサイトでも一部を見ることができます。
「福島のお母さん、山本太郎さんとドイツへ 脱原発と自然エネルギーを訪ねる旅」
http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/energy/germany2011/



川内も元気を出していきましょ~!



おまけ↓



2012年7月27日金曜日

山本太郎講演会 あなたならどうする?原発のまち

山本太郎さんが再び薩摩川内市に来てくださることになりました。

8月3日(金)、18時半から、薩摩川内市国際交流センターで講演会をしてくださいます。
























太郎さんが前回薩摩川内市来てくださったのが、7月5日。
その時の映像がこちら↓





このときからまだひと月経ってないのに 講演会開催決定!



毎年8月にマルヤガーデンズ7F、ガーデンズシネマで行われている
「かごしま夏の平和を祈る映画特集」 のトーク出演と薩摩川内市と鹿屋市での講演会、
鹿児島県で3か所の太郎さんのイベント企画が実現しました。

ガーデンズシネマのイベントお知らせはこちら→http://kagocine.net/
太郎さんは、岩井俊二監督の「friends after 3.11」に出演されています。

予告編です↓





こちらは、太郎さんがチェルノブイリに行かれた時の映像↓





被災地やチェルノブイリを見てきた太郎さんが、
川内原発の地元、薩摩川内市でどのようなお話をしてくださるのか楽しみです。

チケットは、前売り、当日ともに500円ですが、
会場が400人までしか入れないので、お早めにご予約ください。

ご予約はこちら→ akko.moly★gmail.com(★を@にかえてください)


会場は「薩摩川内市国際交流センター」です。














突然の講演会決定で、宣伝が十分行き届いていません。
情報拡散などのご協力もしていただけると嬉しいです。


翌日の鹿屋講演会のお知らせです。↓
お近くの方はぜひお出かけください。
8月4日(土)19時~20時半、リナシティかのや2階ホールにて「俳優 山本太郎 講演会in鹿屋~山本太郎が語る原発と放射能」があります。託児あり。前売りチケット代500円。当日券600円。
問い合わせ  0994-24-3698  090-9478-2740 

2012年7月9日月曜日

原発が争点の鹿児島県知事選挙(3)

7月8日。
伊藤祐一郎知事の再選が決まりました。

残念な気持ちもありますが、結果は現実。
伊藤知事の下で、できることを考えてやっていかねばなりません。

今回の選挙では、全国のみなさんからたくさんの応援をいただきました。
本当にありがとうございました。

結果は残念だったけど、楽しい選挙でした

これからにつながるような、いろいろな種がまかれ、芽が出始めた選挙でした。
(伊藤知事や支持団体の人たちは気がついてないでしょうね)

薩摩川内市でも、学習会をしたり、


6/13 まちづくり学習会












街頭演説をしたり、


川内駅前 避難してきた方のお話












7/6 川内山形屋前













看板を持ってアピールしたり、


川内川にかかる天大橋で













向田の商店街で











上映会をしたり、

『内部被ばくを生き抜く』上映後の
鎌仲監督のトーク












鎌仲監督、応援ありがとう












(上映会後のトーク)↓







西山監督が来てくださり
『脱原発いのちのメッセージ』上映













山本太郎さんが来て応援演説をしてくださったり、


(俳優 山本太郎さん、川内コープ前で)↓









藤田祐幸さんのお話を聞いたり、











いろいろ楽しい出会いがありました。

もちろんチラシを配ったり、電話をかけたりという地道な作業もがんばりました。



さよなら原発!川内勝手連












他の地域でも、ライブや上映会を行ったり、
「選挙に行こう」というポスターをたくさん貼ったりと
いろいろな行動があったようです。


UAライブ











今回の選挙に深く関わった友人から電話があって
「どんな結果でもこれからがスタートだね」と他のスタッフと話したと聞きました。

みんながっかりしているけど、希望は捨てていません。

向原さんの挑戦で、みんなが元気になって、たくさんの人がつながりました。

立候補を決意してくれた向原さんにも感謝です。


ただ、薩摩川内市には、「原発再稼働」「産廃工事の継続」という
大きな二つの問題が再び重くのしかかることになりました。

産廃の監視小屋で見張りを続ける地元の人たちにとって、
伊藤知事の再選決定は、 この夏も監視活動を続けなくてはならないということを意味しています。



産廃監視小屋











たんざくいっぱい。











時間がない中でみんなよくがんばりました。
その間に連絡をくださり、イベントに参加してくださったみなさんありがとうございます。

今度は10月に薩摩川内市長選挙市議会議員選挙があります。

今度こそ国や企業の方ばかりでなく、
市民の方を向いてくれる代表を選ばなくてはいけません。
広がりつつある輪をもっと広げて、
薩摩川内市でも楽しい選挙活動をしていきましょう。

あと3カ月です。

2012年7月8日日曜日

原発が争点の鹿児島県知事選(2)

前回に引き続き、ミツローさんのレポートを引用します。



 

岩切秀夫 薩摩川内市長 の あいさつ

「 皆さん、おはようございます。
 地元市町の岩切でございます。
 伊藤候補が本地にご到着になりました。

 ひと言、私が、伊藤知事、2期8年で感じたことを行政の立場からみなさまにご報告させていただきます。
 まずやはり伊藤知事になられてから鹿児島県が大分変わりました。
 それはいちばん最初にあげていいのは、やはり鹿児島県の財政の健全化だったと思います。
 8年前、9年前、本当に鹿児島県は財政難に、どうしても苦しみを持った件であって、市町村も同じく、そういう状況でありました。
 ところが伊藤知事がまず取り組まれたこの8年間の財政健全化は、誠に、見事にこれを成し遂げられたことであります。

 またもう一つは、やはり一番感じ行ったのは、行政のスピードだということでございます。
 今までやはり、市町村のお仕事で、県にお願いして、そして、県の方からいとんな財政的支援を受けるわけですけど、なかなかですね、伊藤知事がなられる前までは難しい。
 そして、仕事はどんどん遅れる。
 市町村にはいろいろと、議会もありまして、議会向けにも聞かなければならない。
 それが伊藤知事になってから、いろんなことがスピード感を持ってなされた。

 このふたつは私は市町村を扱う行政マンとしては一番、やはり、伊藤知事の実績の中にあげられると思います。
 このスピード感というのはやはり、企画力、判断力、決断力、実行力がなければ、トップとしてはできません。

 なんと言っても伊藤知事は一流であったと思います。
 所謂行政のスペシャリスト、またはスーパー・プロといいますか、これが伊藤知事であったと思います。

 従って、あと、残された期間はわずかでありますが、薩摩川内市民の皆様方も、十分、伊藤知事のマニフェストを見られて、判断していただければありがたいと思います。

 すばらしいマニフェストができました。
 ぜひ、伊藤知事は当選して、これを実行していただきたいと思います。

 また本市にとりましては、特に、後援会長からもありました通り、西周り道路の全線開業、また川内川の改修、特に、向田地区は完成しましたので、大小路地区の引堤を早く終わらせなくてはなりません。
 また川内港、港の整備、これは26年を目途とした甑航路開設、あわせて、本市に取りまして、今、外航船が毎年毎年、どんどん増えております。従って川内港と韓国、釜山港とのコンテナ船がどんどん来ていますので、どうしてもこれを整備していただかなければなりません。
 また甑島においては、1500メートルかかる、上島と下島の藺牟田瀬戸架橋の問題であります。これも本市にとっては、何とか早く完成していただきたいと思っています。
 伊藤知事、先般、甑島に行かれた際に、29年を目途として、それよりも早く努力をするということを島民の方々に話をされました。
 大変、みんな喜んでおりますので、この問題も何とか早くお願いしなければならない問題であります。

 また一方では、九州新幹線、全線開業しましたけど、なかなか川内駅での乗降客が伸びておりません。
 新幹線開業前に比べますと、約150%の伸びでございますけど、やはり観光として売り出す以上は、これを市として全力で取り組んでいく覚悟でございますが、どうしても伊藤知事の力を入れないとならない、こうした課題が山積しております。

 またあわせて、公共関与による鹿児島県の産業廃棄物最終処分場建設につきましては、伊藤知事、県が全部責任を負うと、基本計画の中に入れていただきました。
 従って、私としても、全面的にこれを応援していきたいと思っております。
 出来るだけ早く完成していただいて、市民の皆様方に誤解を与えないようにしていきたいと思っています。

 また、原子力発電所問題につきましては、伊藤知事が現職の官僚の頃、石川県に出向された際に、石川県の原子力発電所の企画をされたということで、原子力発電所については、かなり深い知事でもあります。
 従って私としても伊藤知事の考えに賛成をしながら、市民が混乱しないように、これを仕向けていきたいと、このように思っております。

 いずれにしましても、鹿児島県並びに各市町村、あわせて大きな課題はたくさんあります。
 伊藤知事とされましては、水俣病問題、または米軍基地の馬毛島の問題、大きな問題を抱えた県政であります。
 これを乗り切るためには伊藤知事に代わるほどの人はいないと思っております。
 どうぞ体に気をつけて、残された12日間、がんばってください。

 また皆様方、投票率を上げていただかなければと思っております。
 どうぞ、ここを引き上げられましたら、隣近所、または職場の中で投票率のアップとともに、伊藤知事への依頼をしていただければありがたいと思います。

 いずれにしましても、伊藤知事以外に、立派な候補者はいない
 これを私は宣言して、皆様方のご理解を得、努力していただくようお願いしまして、地元市長としての挨拶を終わります
                               2012.6.25  薩摩川内市国際交流センター」 




続いて、『ミツロー通信 第452号 2012.7.6』 3ページ下段より引用
 今回の『ミツロー通信』は岡目八目の問答形式になっています。

岡目:それより、演説の内容が問題だねぇ。

 八目:これは事件だよ。

 岡目:まず薩摩川内市長と司会者が紹介し、本人も行政の立場からと前置きしている。
    産廃処分場建設については、全面定期に応援する。市民に誤解を与えないように。
    川内原発については、伊藤知事の考えに賛成、市民が混乱しないように仕向ける、   
    とした上で、隣近所、職場の中で投票するようお願いし、知事への依頼を・・・
     伊藤知事以外に立派な候補者はいない。
     これを宣言して、地元市長としてのあいさつを終わります

 八目:県行政の最高権力者の前で地元自治体の最高権力が選挙宣言というのは驚きだ。
    公務員等の地位を利用組織ぐるみ行動のあおり
    だれも止めることはできない、傍若無人だ

 岡目:地方自治法、公務員法、公職選挙法、いろいろあるけど、
         原発城下町は無法地帯ということだ。
  まさにこれは事件だね・・・・」


どうですか?
事件ですか?



いずれにしても、産廃に反対して監視小屋で監視を続ける市民や東電の福島原発事故で故郷を失った人々、川内原発の再稼働を心配する市民の方を向いているとは思えない内容です。






2012年7月1日日曜日

原発が争点の鹿児島県知事選(1)

鹿児島県知事選真っ最中です。
今回は再選を目指す伊藤祐一郎さんと
脱原発を掲げる向原祥隆さんのおふたりが立候補されています。

向原さんは以前この「ミツバチブログ」で紹介した
「村栄え」という文章を書かれた方です。
この「村栄え」はあちらこちらで紹介されて、
けっこう反響が大きかった内容でした。


昨日、6月30日は「薩摩川内市国際交流センター」で
向原さんの演説会があったので 行ってきました。
応援弁士に落語家の三遊亭歌之介さんや
作詞家の湯川れいこさんがかけつけてくださり、
薩摩川内市議会議員の井上さんや福田さんも
挨拶をしてくださいました。
詳しいことはまた後日・・・。


実は、伊藤さんの演説会も6月25日に向原さんと同じ会場で行われていました。
私は行けなかったので、『ミツロー通信』から引用します。

伊東候補演説会  ~2012年知事選告示~

 鹿児島県知事選挙、告示から5日目の6月25日午前10時から、
伊藤祐一郎候補の個人演説会が薩摩川内市の国際交流センターで開かれました。
約400の席は満席で、後ろの方に立っている人も大勢いました。
 建設業界、次に農協関係が多かったということです。
 女性も多かったです。
 制服姿、服装はバラバラだけどまとまった団体、同じ列の椅子にかけました。
動員効果を感じる盛況ぶりでした。
 
圧倒的勝利  ~商工会議所会頭~
 まず、伊藤候補の川内後援会会長で、
川内商工会議所の田中憲夫会頭があいさつです。
 「私たちの地域では原子力発電所1、2号機の再稼働、
産業廃棄物の最終処分場建設、甑航路開設を含めた川内港の活性化
川内川抜本改修計画の推進及び南九州西まわり自動車道路の全線開通等、
重要案件が山積みしております。
 伊藤知事におかれましては、圧倒的勝利で3選を果たし、
継続して県政を担っていただき、本地域についての重要案件についても
ご支援、ご理解をお願いする次第であります。
伊藤知事3選はもちろんのこと、圧倒的勝利を勝ち取るため、
我々一同全力を尽くして、応援していくことをここに強く誓います。」


地元じゃない人のために説明。
田中憲夫さんは川北電工の社長さんでもあります。
詳しくは「hunter 川内原子力発電所の背景(Ⅰ)」
→ http://hunter-investigate.jp/news/2011/08/post-83.html   
「hunter 川内原子力発電所の背景(Ⅱ)」
→ http://hunter-investigate.jp/news/2011/08/post-92.html


『ミツロー通信』は続きます。
岩切市長まで登場~!


産廃の誤解  ~薩摩川内市長~
 次は薩摩川内市の岩切市長です。
 「産業廃棄物最終処分場建設につきましては伊藤知事、県が責任を負うと、
基本計画の中に入れていただきました。
従って、私としても全面的にこれを応援していきたいと思っております。
 できるだけ早く完成していただいて、市民のみなさま方に
誤解を与えないようにしていきたいと思っています。」 
一体、だれが誤解しているというのだ。(←これはミツローさんの心の声)
 「原子力発電所問題につきましては、伊藤知事が現職の官僚の頃、
石川県に出向された際に、石川県の原子力発電所の企画をされたということで、
原子力発電所については、かなり知識の深い知事であります。
従って私としても伊藤知事の考えに賛成をしながら、
市民が混乱しないように、これを仕向けていきたいと思っております。」
一体、だれが混乱しているというのだ。
一体、誰に、何を仕向けるというのだ。(←またまたミツローさんの心の声)
 「いずれにしましても、鹿児島県並びに各市町村、
あわせて大きな課題はたくさんあります。
伊藤知事とされましては水俣病問題、または米軍基地の馬毛島の問題、
大きな問題を抱えた県政であります。
 これを乗り切るためには伊藤知事に代わるほどの人は
いないと思っております。
 また、皆様方、投票率をあげていただかなければと思っております。
どうぞ、ここを引き上げられましたら、隣近所、また職場の中で
投票をするようにお願いして、投票率のアップとともに、
伊藤知事への依頼をしていただければありがたいと思います。
いずれにしても、伊藤知事以外に、立派な候補者はいない。
これを私は宣言して、皆様方のご理解を得、地元市長としての
あいさつを終わります。」
一体、だれのための、なんのための市町なんだ。
市民の公僕が知事の下僕に見えた瞬間です。(←ミツローさん、ナイスツッコミです) 」




再び地元じゃない人のために説明。
薩摩川内市の産廃問題については、地元の人もあまり知らないのが現状です。
なぜならだ~れも報道しないから。
広報にも「エコパーク建設中」くらいしか載ってないし。

当事者目線で詳しく説明してあるのがこちらのサイト。
毎日監視小屋でがんばる地元のお年寄りを排除する
県公社の様子を動画などを使って一所懸命伝えようとしています。           
「冠嶽の霊山性を守る会」 → http://kanmuridake.org/site/




『ミツロー通信』に戻ります。
いよいよ伊藤候補登場です。


再稼働  ~伊藤候補~
 約50分のうち、30分は原発の力説でした。
 「産業社会を必死に守る以外ないというのが私の哲学であります。
それが実は電力事情であり、今問題となっている原子力発電所の
再稼働の問題であります。
もちろん安全性は最大重要でありますから、国がまず安全性を保証し、
国の責任においてやるわけだから、国が現地に来て、
どうしてもこれを頼むというのが、これがまず前提でしょう。
そのときいろんな質問が出てきますので、
それに答えた上で原子力については再稼働…(←太文字にしたのはミツローさん)
 電力がもし不足して、一気にラインが止まり、
諸外国にいろんな産業が出ていくことは日本の将来にとって、
必ずしも幸せではないと思う。
現に原子力発電所という発電装置があり、
はたまた、ここ川内はずっと安全に運転してきていただきました。
 そして、サイトとしても、全国でも一番いい原子力発電所でしょう。
 国はストレステストを始め、保安院に代わり、
新しい規制庁というのも出来上がり、
新しい基準を作って対応するということになるでしょう。
 日本としても完全に脱原発の方向にスタートしました。
今、説明を受けているところによると、まず原子炉の寿命が40年間であります。
従って2030年の数字ですので、
1990年までに建設された原子炉はその段階で全部なくなる。
 それから新規の原子炉は、これ以上作らないということであります。
従って3号機については、多分、消えてしまうのだろうと思います。」
 川内原発は再稼働するだろうけど、どうも時間がかかりそうです。
年内は難しそうです。
 3号機増設も悲観的です。
 原発期待派には、報道などで楽観はできないとしながらも、
こうして直接、知事から聞かされたというのは、かなり衝撃的だったようです。」


福島は?
原発事故が起きたら?
国が、国がと言っているけど、
国民はもう国を信用していないけど?


そろい踏み
 だが、そこは原発城下町のしたたかさです。
 候補者と後援会長だけが両側に並んだ舞台に、
客席最前列にいた来賓が立ち上がって、そろい踏みです。
 市長、市議会議長、金融郵政大臣夫人、県議会議員、
川内医師会長、建設業界支部長、北さつま農協代表、
県農政連川内総支部長、川内商工会議所青年部会長、
日本商工連盟川内支部、鹿児島県商工政治連盟薩摩川内市部などが勢ぞろいして、
逆風に立ち向かう、「がんばろう」三唱です。

再稼働への近道
 がんばろう三唱の音頭をとるのは、
今年の川内大綱引実行委員長です。
 「商工会議所会頭から話がありました。
『完全勝利』。
 岩切市長からも話がありました。
『投票率を上げよう』
 伊藤祐一郎鹿児島県知事候補、完全勝利のために、
みんなと一丸になって、がんばろう!がんばろう!がんばろう!
パチパチパチ。
 圧倒的多数で当選させることが、原発早期再稼働への近道という響きです。
 川内原発3号機増設もあきらめていないという響きのようでもありました。」


原発が動いたら自分が儲かるという人しか来ていません。
「川内原発動かして薩摩川内市を活性化しよう、
また原発の仕事をもらおう」という話ばかりに聞こえます。

鹿児島県知事選は日本中(世界中?)が注目しているというのに~。
も~、恥ずかしい限りです。

不思議なのは、医師会と農協。
事故が起きたら大変じゃないの?

それに地元商工会議所の人たちも目を覚まそうよ。
いくらシャッター商店街って言われたっていいじゃない。
住めなくなったら商売どころじゃないよ。
かっこいい薩摩川内市になろうよ。


※『ミツロー通信』を発行しているミツローさんは元NHKの記者さん。
現在は退職されたけど、議会やさまざまな説明会などに参加されていて、
その様子を『ミツロー通信』で私たちに伝えてくださっています。
最近は、産廃問題を取材されていて、『ミツロー通信』の産廃問題の記事をまとめた
『知事との闘い』(南方新社) という本も出されています。


2012年6月20日水曜日

上映会『内部被ばくを生き抜く』& 鎌仲ひとみ監督のトーク

『ミツバチの羽音と地球の回転』を作成した
鎌仲ひとみ監督の最新作『内部被ばくを生き抜く』の上映会のお知らせです。

まずは予告編を・・・。




『ミツバチの羽音と地球の回転』の上映会を薩摩川内市で行ったのは2010年12月11日でした。

川内原発3号機の増設の許可を薩摩川内市長、鹿児島県知事が出した後でした。

もう何も打つ手はないのか・・・、
今さら上映会をしても・・・、
そんな声も聞こえる中での上映会でした。

あれから1年半、世界は大きく変わりました。

震災と原発事故。

払った犠牲が大きすぎてどれくらいなのか分かりません。

でも、その影響で、
川内原発は2基とも止まっていて、
3号機増設の話も止まってしまいました。

今は原発を動かさない闘いです。

他の地域では、
テントを張って監視している人たちもいます。

デモやパレードをしている人たちもいます。

私たちは選挙で闘っています。

脱原発の候補者を応援する闘いです。
支援を呼びかけて、輪を広げる闘いなのでとっても楽しいです。

そんな鹿児島に全国から支援の声が届いています。

鎌仲ひとみ監督も来てくださいます。

楽しい闘いに参加しませんか?
一緒に広げていきましょう。

日  時  2012年74日(水) 18時~20時20分 
場  所  薩摩川内市まごころ文学館
(鹿児島県薩摩川内市中郷町2丁目2号6番 ☎ 0996-25-5580)
チケット   500
主  催  まちづくり実行委員会
問合せ   akko.moly★gmail.gom (★を@にかえてください)

2012年6月7日木曜日

「原子力防災訓練」が行われます

8月11日(土)に「原子力防災訓練」をするとのうわさを聞いたその翌日、
「防災資料保管袋」がきました。

マグネット付で冷蔵庫にくっつけられます











中には「防災マップ」。

浸水予想や病院、避難場所などが記されています。

想定を信じるな!











もうひとつの地図は「津波ハザードマップ」。

これには5mピッチの標高で色分けがされています。

そして、川内原発の方向と2kmピッチの同心円も書いてあります。

これで、自分の家が原発から何キロかわかります。

自分の家をチェック! 想定内(>_<)















これらの地図は、「薩摩川内市ホームページ」の右上「防災情報」から見ることもできます。

この「薩摩川内市:防災ホームページ」トップページには、風向、風速も表示されています。


西風でも計画通り西に避難するのか?











※【おまけ】薩摩川内市の新迷所「津波看板」

初めて見たときはビックリした











そして、「薩摩川内市原子力災害対策暫定計画策定のお知らせ」。

これは、これまで10km圏内だった避難区域を20km圏内に見直したもので、
国の方針が30kmになったらまた見直さなければならないということで、
「暫定計画」と呼ばれています。

これもインターネットで見ることができますが、
これはなぜか、先ほどの「防災情報」の中ではなく、
「薩摩川内市ホームページ」トップページの右側、
「暮らしの情報」の中の「暮らす」の中の「防災・防犯・安全・安心」をクリックした中の、
「安全・安心」をクリックした中の、
「薩摩川内市原子力災害対策暫定計画」 (2012年3月30日登録)の中にあります。

ちょっとわかりにくいです。


今回配布された「暫定計画」資料には地図がついています。

まずは避難ルート。

西に逃げてていいのか?












そして、避難先の地図。

私たちの避難先はけっこう海沿いのようです。

津波と原発事故が同時に来たら、ここは無理なのでは???

霧島のみなさんよろしくね











最後に「原子力防災のしおり」

表紙の笑顔が意味不明です。

はりきっているようにも見えます。

ツッコミどころ満載














こちらは、県の作成なので、「鹿児島県ホームページ」から見ることができます。


 福島の原発事故を受けて、これまでより多少踏み込んだ記述にはなっていますが、
まだまだ事故の深刻さを正面から受け止めているとは思えない内容です。

以前読んだ本の中には、
「二度と自分の家に戻れないという覚悟で避難をしましょう」
と書いてありました。

その事実を私たちは目の当たりにしているのに、
自治体の原子力対策の担当者は、まだ見て見ぬふりをしているようです。


また、ヨウ素剤についての記述も1ページのみです。

「避難所等で配布」することになっています。

これでは、避難所に着く前に自家用車に乗ったまま渋滞に巻き込まれて被曝しそうです。

以前、「ヨウ素剤を50km圏内に配布」というニュースがありましたが、
薩摩川内市に問い合わせたところ、
「国でも審議中で、決定事項ではないので、市でも配布は考えていない」
との回答でした。

配布してもいいものなら、市が独自に配布を決定してもよさそうな気がします。
 
説明を追加














このような資料が配布されたということは、
8月11日には、20km圏内に住む人たちは避難訓練に参加することになるのでしょうか?

土曜日だし、夏休みだから、子どもたちは学校がお休みで家にいます。
おとなも、お盆前で、仕事が休みだったり、帰省している人もいるかもしれません。

地元の人たちをあまり巻き込まないで防災訓練をするにはピッタリの日程です。


しかし、いくら立派な「原子力防災計画」を立てても、「原子力防災訓練」を行っても、
私たちは安心できないと思うのです。

なぜなら、福島の原発事故で私たちが思い知らされたのは、
「原発は事故を起こす」 ということより(これは前からわかっていた)、
「事故は隠される」「避難はさせてもらえない」という事実だからです。

2012年5月9日水曜日

薩摩川内市の「ちだ原人&NUTSレゲエライブ」ご報告

前回お知らせした「ちだ原人&NUTSレゲエライブin永照寺」の動画がUPされました。



このライブの話を持ってきた方もライブを主催をした方も
『ミツバチの羽音と地球の回転』川内上映会にとってもご縁が深い人たち。

・・・ということで、このミツバチ実行委員会にとっても
とても重要なイベントだったのでした。

ミツバチ上映会をしたのは1年以上前になるけど、
その頃の薩摩川内市は川内原発3号機増設まっしぐらでした。



あれからいろいろあって、
今では3号機どころか1、2号機も止まっていて
いつ動かせるかわからない状態。

それもこれも、地震、津波、東電の原発事故があったから。

なんだか複雑な気持ちです。


ライブの中でちだ原人も言っていたけど、
「何万人もの犠牲があったから」
ちだ原人とNUTS、そして私たちは出会うことになった。

福島の犠牲がなかったら、
私たちは3号機の着工をただただ眺める毎日だったのか。


今回のイベントは、川内原発から20km圏を少し外れたところでありました。
合併して薩摩川内市になった樋脇町のお寺。

ちだ原人は原発の話をたくさんしてくれました。
津波や避難所の話もたくさん。

彼が原発の話をするってことは分かっていました。
分かっていて地元の商店街のみなさんは協力してくださいました。

受付に白かっぽう着のおばちゃんたち















DJに生ビール
















準備のために早目に到着したらすぐにお弁当が出てきました。

経木に包まれたおにぎりとたくわんとつけあげ

















私もお願いして、少しだけ原発や産廃に関する展示をさせていただきました。

川内訴訟チラシや佐賀集会チラシ、脱原発団扇などなど・・・
















あいにくの雨だったけど、ライブは大成功。

子どももおとなもみんな一緒に踊って、
初めはお葬式か法事のようだった境内が、
最後はお祭りのようでした。

いつの間にか知らないおじさんと踊っていた子どもたち


ちだ原人&NUTS、また来てくれるかな~









2012年4月18日水曜日

ちだ原人&NUTS レゲエライブ IN 永照寺

新緑がまぶしい薩摩川内市から、お寺でレゲエライブのお知らせです。


日 時   2012年429(日) 18:00~20:00

場 所  永照寺 鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野 

連絡先  0996-38-0006

チケット  大人 1000円  中学生以下 無料
























チラシにも書いてありますが、ちだ原人さんは津波の被害にあった被災者でもあるのだそうです。

 宮城県の多賀城文化センターで避難生活を送るちだ原人さんの動画もあります。
津波にのみ込まれそうになったときの説明も現場でしてくださっています。




そして、多賀城文化センターでの避難所ライブ!









こちらが「ちだ原人NUTSのブログ」 → http://ameblo.jp/chidadanuts/


「九州初上陸★ちだ原人&NUTS★よかよかツアー」の予定は以下の通り。

4月25日(水)18:00から
場所:『旧さえきや』熊本県阿蘇郡高森町上色見1-6-7
 

 4月28日 (土)19時半頃から
『凛や』熊本県熊本市水前寺5-19-7
 

 4月29日(日)18:00から
場所:『永照寺』鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野2549


4月30日(祝)20時頃から
場所:「BEARS CAFE」熊本県人吉市大工町46-1 


























私も「3.11さよなら原発!かごしまパレード」のはがきや
「脱原発団扇」の販売などしたいと思います。
















 
永照寺はこちらです。
みなさまお気をつけてお越しくださいませ~。























永照寺↓ お寺でレゲエ。どんなライブになるのか楽しみです。

2012年4月13日金曜日

4月の「川内つゆくさ会」で川内原発や産廃のお話いろいろ

昨日はつゆくさ会の日でした。
午後から集まって、お茶飲みしながら、
原発についての情報交換やお勉強。




薩摩川内市のもう一つの迷惑施設「エコパーク(産廃)」
反対運動に関わっている方もふたり参加で、産廃に関わる裏話もいっぱい聞けました。

※産廃の問題について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
「冠嶽の霊山性を守る会公式サイト」 → http://kanmuridake.org/site/

朝6:30頃から、子どもたちが通学する道を、大型ダンプが何台も通ること(これは協定違反!)。

各自治会に配られた支援金という3750万円の怪しい使いみち。
(これは県の公社が行っている工事だし、支援金の元は私たちの税金なので、
薩摩川内市民や関係自治会だけの問題ではなく、鹿児島県民全体の問題なのです)

そして、住民が賛成派と反対派に分かれて対立してしまっていること・・・
(ここのところが悲しい)。



「瓦礫」の件でもいろいろ意見が出ました。
薩摩川内市議会は、先日全会一致で被災地の瓦礫受け入れの決議をしたばかりです。
いつも原発に反対してくださっている議員さんがいるのになぜ??
という意見も多数。

(鹿児島県議会も全会一致で賛成だったのです
原発や産廃に反対している議員さんたちもいるのに・・・)

まあ、よく訊けば、「突然のことだったので、
簡単に受け入れないような意見書をつけるという条件で、
がれき受け入れの決議には賛成したのだ」という政治的な取引があったということでしたが・・・、
私たちは「やっぱり反対してほしい」という意見が多数。
受け入れムード助長につながりますしね。

国や県の「大丈夫」に、さんざん騙されて来た薩摩川内市民だから、
余計、敏感になってほしいところでもあります。




その他で気になったお話しは、
「国では50km圏内にヨウ素剤を配布することを決めたけど、
薩摩川内市では配らないことになった」ということ。
先日の「原発特別委員会」 でお話があったということです。

2012/2/24 朝日新聞

いつもらえるのかな~と待ってたのに~。

2012/1 原子力広報薩摩川内
広報に、ヨウ素剤が置いてある場所書いておしまい~?

「これは市役所に電話して、ちゃんと配布してもらわなくては!」
ということになったのでした。



委員会の中では、20km圏内の住民の避難先も決まっているというお話があったとか。
知らなかったな~。
「うちは垂水だけど、伊佐市の方が逃げやすいのに伊佐市は避難先になってないのよね~」
「うちは鹿児島市になってたよ」
「でもなんで原発に一番近い寄田が樋脇なんだろうね~。
近すぎるよね」
そういう話になっているんですね。
でも、私はどこに避難すればいいんだろう??
よくわからないので、これも「市役所に電話をして訊こう!」ということになりました。




4月4日に行われた「サクラの花びら調査」の報告もありました。
今年の異常化率は、「川内原発ゲート」前が17.75%、
3月に閉校になった「滄浪小学校」が3.22%、
いちき串木野市の「さのさ荘」前が5.22%ということでした。
川内原発ゲート前高いです。
毎日お仕事している人、展示館の案内をしているお姉さんたち、大丈夫でしょうか?


その他にもイベントの報告やお知らせ、
4月7日に東京で行われた「脱原発をめざす女たちの会」の集会に参加した人の報告、
次回の「脱原発講座」のご案内、などなど・・・
(これからのイベント案内はこのブログの上の方に書いてあります)。


秋には、薩摩川内市の市長や市議会議員を決める大切な選挙もあります。
時代遅れで危険な原発に頼らないまちづくりのできる
頼もしいリーダーを選ぶべく、立候補者へのアンケートや
がんばってくれそうな議員さんへの応援をしていきたいと思います。


※AKOちゃん続報

 3月11日に「3.11さよなら原発!かごしまパレード」に参加するために、
鹿児島に来てくれたAKOちゃん。
現在は、「命の行進2012」に参加して、元気よく岩手県あたりを歩いているそう・・・。
この次、鹿児島ででまたAKOちゃんに会えるのは、
「命の行進」のみなさんと鹿児島にやってくる7月の予定なのだそうです。

2012年3月17日土曜日

3.11 さよなら原発!かごしまパレード

3月11日は「3.11さよなら原発!かごしまパレード」に行ってきました。
私は、薩摩川内市から4人で車に乗り合わせての参加でした。
これまではいつも子どもたちを連れて行っていましたが、
今回は初めて、友人たちとワイワイ言いながら会場に駆けつけました。

その中の一人はAKOちゃん。
AKOちゃんは、再処理工場のある青森県六ケ所村と
上関原発建設予定の山口県をママチャリで行ったり来たりしながら、
原発を止めるために19年間旅を続けているという旅人さん。
ご縁があって、この日は鹿児島の仲間たちに会いに来てくれました。

川内でお話会をしたときの様子をupしてあるのでご紹介。





 「さよなら原発~」の会場、鹿児島中央駅前の太陽の広場でもさっそく紙芝居・・・。


どこかの子どもがいつの間にかお手伝い(ありがとね)
















私たちも、店開き・・・。


木造テント(伝統工法で組み立て式なのだ!)
















ロケットストーブも大人気。



ほうじ茶わいてます




















お隣は「原発なくそう!九州川内訴訟」の弁護士さんたちのテントでした。


原告募集の紙がどっさり




















デモ初参加という人もたくさんいました。


手作りスイーツ持参でなごむ伝統工法テント内
















ママたちもがんばってます。
お抹茶と和スイーツをごちそうになってついつい話しこんでしまう。


Reばーす霧島チーム
















お店も、歌う人も、挨拶する人も、
今までの原発の集会では見たことのない人がたくさん。
(スゴイ!!)



「こどもデモ」 こどももすっごく怒っているぞ!


















なんと歌までできている。





集会の後はパレード。

自転車発電の人や・・・、


一見、自転車発電で車が動いているように見える!
が、そうではなく、音楽を鳴らしているのだ

















トラクターに乗る人や・・・、 


有機農業の人かな?
















ヤギの親子。


写真の腕がイマイチでよくわからないけど、ヤギ。

AKOちゃんも。



車道を走る車にアピール















横断歩道を渡る人にもアピール
















みんな何かを考えながら、
鹿児島の街を歩きました。

福島のこと。
東北のこと。
川内のこと。
世界のこと。

福島のことがなかったら、
川内原発はどうなっていただろう。
3号機の計画は順調に進み、
着工間近だっただろうか?

どうして川内ではなく福島だったんだろう?

福島で起きていることは、
近い未来、自分たちに起きることなのだろうか?

二度と同じようなことを起こさないために、
今の犠牲があるのだろうか?

だとしたら、今すべきことは何なんだろうか?

これから私たちの未来はどうなるのだろう?

悲劇的な未来を、自分たちの力で変えることができるのだろうか?


すごい風と火山灰だった
















子どもたちのためにも変えなくっちゃね。


※ 実行委員のみなさん御苦労さま。ありがとうございました。