岩切秀夫 薩摩川内市長 の あいさつ
「 皆さん、おはようございます。
地元市町の岩切でございます。
伊藤候補が本地にご到着になりました。
ひと言、私が、伊藤知事、2期8年で感じたことを行政の立場からみなさまにご報告させていただきます。
まずやはり伊藤知事になられてから鹿児島県が大分変わりました。
それはいちばん最初にあげていいのは、やはり鹿児島県の財政の健全化だったと思います。
8年前、9年前、本当に鹿児島県は財政難に、どうしても苦しみを持った件であって、市町村も同じく、そういう状況でありました。
ところが伊藤知事がまず取り組まれたこの8年間の財政健全化は、誠に、見事にこれを成し遂げられたことであります。
またもう一つは、やはり一番感じ行ったのは、行政のスピードだということでございます。
今までやはり、市町村のお仕事で、県にお願いして、そして、県の方からいとんな財政的支援を受けるわけですけど、なかなかですね、伊藤知事がなられる前までは難しい。
そして、仕事はどんどん遅れる。
市町村にはいろいろと、議会もありまして、議会向けにも聞かなければならない。
それが伊藤知事になってから、いろんなことがスピード感を持ってなされた。
このふたつは私は市町村を扱う行政マンとしては一番、やはり、伊藤知事の実績の中にあげられると思います。
このスピード感というのはやはり、企画力、判断力、決断力、実行力がなければ、トップとしてはできません。
なんと言っても伊藤知事は一流であったと思います。
所謂行政のスペシャリスト、またはスーパー・プロといいますか、これが伊藤知事であったと思います。
従って、あと、残された期間はわずかでありますが、薩摩川内市民の皆様方も、十分、伊藤知事のマニフェストを見られて、判断していただければありがたいと思います。
すばらしいマニフェストができました。
ぜひ、伊藤知事は当選して、これを実行していただきたいと思います。
また本市にとりましては、特に、後援会長からもありました通り、西周り道路の全線開業、また川内川の改修、特に、向田地区は完成しましたので、大小路地区の引堤を早く終わらせなくてはなりません。
また川内港、港の整備、これは26年を目途とした甑航路開設、あわせて、本市に取りまして、今、外航船が毎年毎年、どんどん増えております。従って川内港と韓国、釜山港とのコンテナ船がどんどん来ていますので、どうしてもこれを整備していただかなければなりません。
また甑島においては、1500メートルかかる、上島と下島の藺牟田瀬戸架橋の問題であります。これも本市にとっては、何とか早く完成していただきたいと思っています。
伊藤知事、先般、甑島に行かれた際に、29年を目途として、それよりも早く努力をするということを島民の方々に話をされました。
大変、みんな喜んでおりますので、この問題も何とか早くお願いしなければならない問題であります。
また一方では、九州新幹線、全線開業しましたけど、なかなか川内駅での乗降客が伸びておりません。
新幹線開業前に比べますと、約150%の伸びでございますけど、やはり観光として売り出す以上は、これを市として全力で取り組んでいく覚悟でございますが、どうしても伊藤知事の力を入れないとならない、こうした課題が山積しております。
またあわせて、公共関与による鹿児島県の産業廃棄物最終処分場建設につきましては、伊藤知事、県が全部責任を負うと、基本計画の中に入れていただきました。
従って、私としても、全面的にこれを応援していきたいと思っております。
出来るだけ早く完成していただいて、市民の皆様方に誤解を与えないようにしていきたいと思っています。
また、原子力発電所問題につきましては、伊藤知事が現職の官僚の頃、石川県に出向された際に、石川県の原子力発電所の企画をされたということで、原子力発電所については、かなり深い知事でもあります。
従って私としても伊藤知事の考えに賛成をしながら、市民が混乱しないように、これを仕向けていきたいと、このように思っております。
いずれにしましても、鹿児島県並びに各市町村、あわせて大きな課題はたくさんあります。
伊藤知事とされましては、水俣病問題、または米軍基地の馬毛島の問題、大きな問題を抱えた県政であります。
これを乗り切るためには伊藤知事に代わるほどの人はいないと思っております。
どうぞ体に気をつけて、残された12日間、がんばってください。
また皆様方、投票率を上げていただかなければと思っております。
どうぞ、ここを引き上げられましたら、隣近所、または職場の中で投票率のアップとともに、伊藤知事への依頼をしていただければありがたいと思います。
いずれにしましても、伊藤知事以外に、立派な候補者はいない。
これを私は宣言して、皆様方のご理解を得、努力していただくようお願いしまして、地元市長としての挨拶を終わります。
2012.6.25 薩摩川内市国際交流センター」
続いて、『ミツロー通信 第452号 2012.7.6』 3ページ下段より引用
今回の『ミツロー通信』は岡目八目の問答形式になっています。
「岡目:それより、演説の内容が問題だねぇ。
八目:これは事件だよ。
岡目:まず薩摩川内市長と司会者が紹介し、本人も行政の立場からと前置きしている。
産廃処分場建設については、全面定期に応援する。市民に誤解を与えないように。
川内原発については、伊藤知事の考えに賛成、市民が混乱しないように仕向ける、
とした上で、隣近所、職場の中で投票するようお願いし、知事への依頼を・・・
伊藤知事以外に立派な候補者はいない。
これを宣言して、地元市長としてのあいさつを終わります。
八目:県行政の最高権力者の前で地元自治体の最高権力が選挙宣言というのは驚きだ。
公務員等の地位を利用、組織ぐるみ行動のあおり
だれも止めることはできない、傍若無人だ
岡目:地方自治法、公務員法、公職選挙法、いろいろあるけど、
原発城下町は無法地帯ということだ。
まさにこれは事件だね・・・・」 どうですか?
事件ですか?
いずれにしても、産廃に反対して監視小屋で監視を続ける市民や東電の福島原発事故で故郷を失った人々、川内原発の再稼働を心配する市民の方を向いているとは思えない内容です。
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