2月2日(水)に
「原子力防災訓練」があるそうです。
川内原子力発電所から10km県内の自治会は、
訓練に参加しなくてはいけないようです。
私が住んでいるところはギリギリ免れているようです。
道を挟んだ隣の自治会は一覧に名前が載っています。
道の向こうで放射能が止まってくれるといいのですが・・・。
毎年、原子力防災訓練の日は、
行政防災無線のスピーカーから、
原発事故が起きたことを知らせる放送が何度も聞こえてきます。
防災無線って台風の日は聞こえないんだけど・・・ |
子どもが小さかった頃は、
手をつないでお散歩をしながらこの放送を聞いたこともありました。
「この事故が本当だったらどうすればいい?」
もちろん放送では屋内退避を呼びかけています。
子どもがすぐそばにいれば、
一緒に避難もできるでしょう。
でも、現実は違います。
おとなたちは職場に。
子どもたちもそれぞれ保育園や学校に行っています。
迎えに行くべきでしょうか?
みんなが迎えに行くと大混乱になるので行かない方がいいのでしょうか?
「防災安全課」からのおたよりには、
・各自が勝手に行動しない。
・デマ(流言飛語)に惑わされない。
・緊急でない限り、電話の使用は控える。
などと書いてあります。
してもよさそうなことは、
・テレビやラジオのスイッチをいれる
・防災行政無線、広報車のお知らせを聞く
・お隣さんとの情報交換
くらいです。
2004年に訓練に参加した方が
「事故時の情報統制を許すな」として、
こんなことを書いていらっしゃいました。
~そればかりか、薩摩川内市の防災無線はそれまでの間
「避難や屋内退避などの特別な行動をとる必要はありません。」
と広報し続けていたのだ。
これは犯罪的である。
少なくとも「念のため屋内に退避し、今後の情報に注意してください。」
と広報すべきだ。~
(環境と原子力の話より鹿児島県主催の原子力防災訓練)
これは古い情報なので、
今は放送の内容も改善されているかもしれません。
原子力防災訓練監視行動をしている方々もいらっしゃるようです。
さて、今年はどのような訓練が行われるのでしょうか?
・・・その後、鳥インフルエンザの発生でこの防災訓練は中止になってしまいました。
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