私が毎日考えていることがあります。
今まで「そうなるんじゃないかな?」
と漠然と思っていたことが事実となって毎日報道されています。
それは、原発事故が起きると、
「救援物資が届かない」
「一度避難したらもう二度と同じ場所には戻れない(かもしれない)」
ということです。
お手製で作ってみました |
逆に今まで考えていたことと違っていたこともあります。
それは、
「汚染地帯はただちに封鎖され
その中にいた人は汚染されているとみなされて避難させてもらえない」
「汚染地帯へ入る道路は封鎖されて厳しい検問がある」
「汚染されたものは持ちだせない」
ということです。
また、考えてもみなかったけど分かったこともあります。
「原発事故があると生き埋めになった人や遺体の捜索が行われない」
ということです。
原発のある薩摩川内市に住んで10年。
さまざまな原子力関係の広報紙が配布されたり
市役所などに置かれたりしていますが書いてなかったことばかりです。
「原子力広報薩摩川内」他 |
市役所に行ったついでに防災対策課に行って
「原発推進の見直し」をお願いしてみましたが、
「まだ原因がわからないので」
「上に伝えておきます」
のというお応えの繰り返しでした。
私は、原発事故の原因は当然「地震と津波」と思いこんでいたので、
この予想外の返事にビックリして何も言い返せませんでした。
3月24日の
「川内原発建設反対連絡協議会」の岩切市長への申し入れがありましたが、
そこでの市長の応えも「原因究明や国の見解が出ていない段階では
(増設計画への)コメントはできない」
の繰り返しでした。
「赤ちゃんポスター」持参で |
でも、地元4コミュニティー協議会や周辺の自治体からは
川内原発の1,2号機の安全対策に対する説明や
3号機の増設を見直しの要望書が出されています。
3月25日の薩摩川内市議会定例会の緊急質問でも
市長に対して同じような質問が繰り返されました。
市長の答えは相変わらずでしたが。
この日、福島で被災して全国各地に避難している
「ハイロアクション福島原発」のメンバーのみなさんが
避難先で緊急記者会見をされました。
24日、私は岩切市長にハイロアクションのチラシを手渡そうとしましたが
市長は振り向くことなく行ってしまいました。
そばにいた人が受け取って「渡します」とおっしゃってくださいましたが、
市長はお読みになりましたか?
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