最後に出会ったおばあさんの小屋まで歩くのも
けっこうな距離でした。
「船に間に合うかな」
と心配になった時、
曲がり角の向こうで耕運機のエンジンがかかる音がしました。
「走れば乗せてもらえるかも」
と思ったけど、走るのはやめました。
荷台はおばあさんとみかんでいっぱいです。
耕運機はどんどん遠ざかっていきます。
「ちょっと乗ってみたかった」
「でも怖そう」
そう思いながら、耕運機の写真を撮りました。
行ってしまった耕運機 |
遠ざかっていく耕運機を見送りながら、
残念なような、でもいいものを見つけたような気持ちになりました。
どんどん遠ざかっていく耕運機 |
せっかく歩くのだからと
石垣や小屋の写真を撮りながら歩きました。
窓付 |
いろいろな材料で工夫して小屋を作っています。
ひとつとして同じ小屋はありません。
練り塀風 |
この風景を作りだしたのは島の人たち。
「私は技術も体力も受け継いでないなぁ」
と反省しながら歩きました。
山と一体化しているタイプ |
反省したり、感心したりしながら歩いて、
帰りは意外と早く着きました。
16:30に「わた家」で山戸さんと待ち合わせをしていました。
カンパの領収書をいただくためです。 (続く)
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